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  拡大学習会に出席して(感想)  

2001年度 拡大学習会

〜アフガニスタン難民支援の現状とNGOの役割〜
講 師:谷山博史氏 {(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)事務局長}

  (K .TAKEDA)

拡大学習会は、関西NGO協議会が加盟団体と関連団体のスタッフやボランティアを対象にした学びと情報交換の場、という事で今回私は協議会のボランティアとして参加させていただいた。

「JVCがアフガニスタンでの援助をどうやって行うか」ということを決定する為に、パキスタンで3週間調査された時のお話だった。
ニュースだけではわからないアフガニスタン・パキスタンの現状もきくことができた。

アフガン難民といっても、実際はアフガニスタン国外での難民はほとんどおらず(アフガニスタンから出られないので)、また、国内には困窮した難民が沢山いるのに、外国人はアフガニスタンの中へは入れず、NGOとして動く事が出来ず、どこのNGOもかなりフラストレーションが溜まっていたということだった。
結局JVCは「OMAR」という、現地のNGOと手を組み援助活動を行ったということで、「信頼できる現地のNGOをどうやって見つけたのか」という話も面白かった。

そのときの話で、 「無理やり外国人(日本人のこと)が行って、援助するよりも、現地の人(NGO)に任せたほうが援助される側も安心だろうし、適切な援助ができる」
といったような話があり、「そうだそうだ!」と私も思った。
「顔の見える援助」と「カウンターパートとして対等に、信頼できる現地のNGOと活動していく」事をうまく両立させる事が大事だと思った。

また、パキスタンがすでにアフガン難民を200万人も支援していて、「今は外国から援助がきていても、そのうちどうせ撤退するのでは?」というように過去の経験から疑っている、というのも「継続していく」ことの大切さを改めて感じた。

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  (M .FUKUI)

【谷山 博史氏「アフガニスタン難民支援の現状とNGOの役割」】
 アフガニスタンでNGO活動を行っている谷山氏のお話が聞けるということで参加した。

その中で、谷山氏は時間的な危機感をすごく感じていたということを何回も言っていた。もともと戦争がおこらなくとも危機的な状況にあったのだが、アメリカによる空爆によりアフガニスタンにおける外国人の国際救援スタッフが撤退をしてしまい、事態はあらに悪化していた。

大量の難民の流出が予想されたが、隣国パキスタン政府は難民の受け入れを拒否していたため、国連やNGO団体は難民に手を差し伸べることができなかった状態だったからだ。
150万人とも言われるアフガニスタンの国内難民。しかし、冬が迫ってきている、時間がない…。リミットが迫っている中、たくさんのアフガニスタン国内の現地のNGOの中から(たくさんあるので玉石混淆状態なのだが)どうやって良いカウンターパートを見つけるか?という話しは大変面白かった。(結局、JVCはOMARという現地のNGOと手を組んだ)

また、難民の中でもペシャワルなどの都市部やパキスタンなどに流出してきた難民はまだお金か体力のある人たちで、お金や体力のない人たちはどうなるのか?という話にはおもわず唸ってしまった。戦争は一番弱い立場のものを犠牲にするのだということを感じずにはいられなかった。
 それに、北側のルートで食料の運送が可能になったが、危機的な状況は依然として変わっていないとも言っていた。

そして、最も考えさせられたことは、我々の難民に対する意識である。谷山氏は今回のアフガニスタンの問題に対しても80年代(80年台の後半、ソ連撤退により難民の関心がうすれた)と同じことがおこるかもという思いがあると言っていた。一過性でおわるのではなく、継続していくことの大切さを感じた。

今回の学習会はメディアでは得られない話がたくさん聞くことができ、いろいろ考えさせられることもあり、大変貴重な時間を持てたと思う。

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